豊潤 日本酒 大分県 特約店
大分県宇佐市にあります「豊潤」を醸す小松酒造場です。
こちらの6代目蔵元小松潤平君は、当店の女房殿と東京農大 醸造学科 酒類生産学研究室同期であります。
ただの同期ではありません!!!
二人とも「小泉武夫」先生の直属部隊に所属していた精鋭です。
店主はその上官でしたがふっふっふ…
この「豊潤」と言う名前も豊(ゆたかに)「小松潤平」の潤(うるおう)と小泉先生が命名され名付け親にあたります。
小松酒造場はもともと「勲の松」と言う銘柄を醸していましたが、昭和63年に造りをやめてしまいました。
そこで、小松君が「酔鯨酒造」での修業を終え平成20年に造りを復活しました。
「豊潤」の製造工程
入り口を入ってからの写真です。
昔は煙突のあるところが、「釜場」でした。相当のお酒を造っていた様子がうかがえます。
建物のアップですが、当時、では珍しい鉄筋コンクリート製です。
鉄筋蔵です!!!
お米の洗い場と蒸し場が一緒になっています。洗米機です。
浸漬をするタライと言うかプラ容器です。
瓶燗火入れもします。
モト立て室です。
ブレてしまいましたがこれが酵母菌のアンプルです。
これは「KA-1」と言いまして「熊本酒造研究所」が分離した酵母です。
こちらにも私の同期がいましてこの酵母の責任者です。
ちなみに「高浜君です。」
麹室の中になります。
小松君はお父さんと頑張っています!!
珍しい箱型の蓋です。
箱の所についている線は温度計で外にいても電波が飛んでスマホまでデータが来るようになっています。
少ない人数で管理できるようになっています。
じゃじゃーん後輩なので見せちゃいますが、これが麹菌が入ってくる箱です詳しくは企業秘密なので言えませんがいわゆる「もやし」です。
業界用語で「種麹 たねこうじ」と言います。
小松君が若い頃に乗った 「乳母車」です。
高級車(外車です)ですねー
この日は「上槽」の日でした。
上槽とは、お酒を搾ることを言います。
アルコール度数、味わいなどを見て今だ!!!と言う時に上槽します。
後輩の小松君が上のタンクから「醪もろみ」を吸い上げるポンプをつないでいます。
私は先輩なのでここでは撮影に専念です。
頑張れ小松君!!!
ポンプの電源を移動!!!
先輩は手伝いませんよー
先輩、同期の時はどうなんだー…
搾り機は「ヤブタ式」です。
暗くてすみません。
小松君のお父様です。
瓶詰めとラベル張りをされていました。
と言うことで私もお父様と一枚!!!
さすが農大写真部!!!!!!!!
美しい一枚!!!
父を亡くしている私には、うらやましく思えました。
「豊潤」は由緒正しい「宇佐神宮」奉納し「献酒」として飾られています。
左隣の「八鹿」「銀座のすずめ」を
醸す麻生君も仲良しです。
当店は、女房殿の強力な学生時代からの同期パワーのもと「豊潤」の直接取引の特約店として商品をいただいております。
当店取扱いの小林酒店限定商品は「女房殿」のコンセプトで小松君が「別囲い」で「手詰め」までしてくれています。
当店しかない「豊潤」を味わいたいお客様は是非小松君とともに成長したい小林酒店をご利用ください。
よろしくお願いいたします。