澤姫 日本酒 栃木県 特約店
さあ、なんで一番近くて、遠いんでしょうか?近すぎて、カメラを忘れたり、カメラは持っていくけど色々な話で盛り上がり、写真を撮り忘れてしまうのです。そんなところなんですが…
ですので今回このページでは、蔵の紹介と言うよりか、店主の一三と裕史が一緒に取り組んだ大吟醸の袋吊りのレポートの体験談などをのせたいと思います。
それでは、裕史のこだわり大吟醸品評会出品酒の袋吊りの
始まり、始まり!!
「澤姫」の製造工程
大吟醸のタンクです。
何本仕込んだかは、秘密です。
じゃじゃじゃ-ん、裕史の登場です。
これからの仕事の確認と指示を出しています。
いくら一三でもこの時は、声をかけられません…
でもかけちゃいます!!!
大吟醸は、アル添酒なので醸造アルコールの準備です。約30%のアルコール度数です。
醪(もろみ)の中に醸造アルコールを加えて発酵を止めます。そして味と香りを馴染ませます。
さあ袋吊り搾り始まります!!!
これは何ですか???
これはですね、醪を入れる袋なんですが、袋の香りがつくのを嫌う裕史は、何日も前から袋を醸造アルコールに漬けて香りを抜いて冷蔵庫内で保存している写真です。
醪を桶に移します。
桶から醪を先程アルコールに漬けこんでいた袋に流し込みます。
袋をひもで縛っていくぞー!!
昨年より杜氏になった全(たもつ)君、裕史を前に緊張してますねーで、袋吊り開始!!!
タンクの上に竹でつっかえ棒をして醪を入れた袋をひもで吊るしていきます。
全君いい顔してるねー!!
これが袋吊り搾りです。
裕史と息を合わせどんどん吊るしてきます。
要領が悪いと、醪が酸化してしまい袋吊りの意味がなくなってしまいます。
さすがチーム「澤姫」!!!!!
裕史の手さばき!!!
手さばきその2!!
最終的にこれくらい吊るします。
約これくらい吊るのに30分くらいです。
吊るすのは、澤姫では約3時間だそうです。
やはり3時間を過ぎると酸化してくると裕史は言っています。
(この考え方は、各蔵違いますのでご了承ください)
これが、「斗瓶」です。
一斗(いっと)=18L入る瓶から通称「とびん」と言われています。
写真ではわかりませんが、この瓶は、約一週間前から全君がアルコール洗浄をして「瓶香(瓶の余計な香り)」を取り除いて口にビニールをかけています。さすがチーム澤姫綺麗な仕事をするねー
それでは、斗瓶に袋吊りしたタンクの底から溜まった大吟醸を斗瓶に移していきます。
まさに、この瞬間に裕史がタンクのコックを開栓しました。
これが1本目の斗瓶です。
ぞくにいう「あらばしりです」
白濁しているのがわかると思います。
この白濁のまま出荷することもありますし、静置して透明な上澄みを使うこともあります。
2番斗瓶になりました。
画像が荒いですが、瓶を見ていただくと透明になっているのがわかるでしょうか?
当店は、店主 小林一三と東京農大 醸造学科の同期で同県人の井上 裕史との熱い友情のもと商品を安定的に分けていただいております。
当店限定の一三×裕史コラボの別誂商品もありますので、FBなどでお知らせしていきたい思います。
当店は、裕史の熱い真地酒宣言(オール栃木産)の「澤姫」を皆様にお伝えしたいと思います。
澤姫をご要望の際は、農大同期で裕史と熱い関係の栃木県唯一の当店のご利用をよろしくお願いいたします。