東農大 醸造学科卒業の蔵元だけを集めた酒、調味料専門店
店主の小林一三(いちぞう)です。平成8年に東京農大醸造学科を卒業し、31歳の時に前社長を亡くし母、女房殿と突っ走ってきました。
しかし、40歳になり娘二人の父となり立ち止まり自分の生業(なりわい)の酒屋というものを考えました。
価格競争ばかりのこの業界で同業者たちの廃業がふえ、当店もその影が忍び寄ってまいりました。そこで、酒屋として私にしかできないことは何かと考え始めました。
小林一三にしかできないこと!!!
大学時代の同級生の蔵元を集めてお店をやりたいなとぼんやりとは描いていました。
親友の大観(茨城)の森嶋とは取引がありましたが、俗に経済酒と呼ばれているアル添酒が中心でした。
今では考えられないですが、森嶋の紹介で蔵元にお邪魔することもなく、開運の土井先輩には数年前からお酒を分けていただいていました。懐の大きい先輩に感謝です。
そこにある日突然、大那の阿久津から電話があり会社に来て「鹿沼でやっている所ないからやってよ」と言うことで大那の取り扱いがスタートしました。そこが私の分岐点でした。
農大つながりを生かす
その後同じ研究室の仲間からお願いしようと言うことで南部美人の雄三と杜氏潤平の潤平に電話をしました。
雄三は「あの一三かよ」とコールバックがありましたが、潤平は学生時代色々あったこともあり、電話に出てもらう事はありませんでした。その後の話は、お店に来ていただいた時のお楽しみと言うことで・・・
また、子供たちに安心して使える調味料をと言うことで、味噌、しょう油、お酢、みりんも農大つながりで集めてきました。
と言うことで完成しました!!
ワインへのこだわり
ワイン、シャンパンは温度一定(15℃)のセラー管理をしており、希少なワインのラインアップが揃っております。また、ワインは全て正規インポーターのものだから品質安心です。
正規エージェントのワインしか取り扱いません。
イギリス、オランダなどの市場から買い付けたワインは仕入れません。
フランス→日本(保税倉庫)→当店セラーの3回移動で赤道を1回しか渡りません。アメリカ回りは2回通ってしまいます)
当店の大谷石を使用したオリジナルセラー
(一定温度のセラー保存と、温度変化をするドメーヌの自然のセラーでの熟成は異なります。)こちらがセラーの内部になります。
全体をお見せすることはできませんが、今は亡き大谷石の職人さんが積み上げてくれた作品です。亡き父、前社長が私がワインを志すと決めた時に大谷石職人さんとプレゼントしてくれた作品に感謝です。
とにかくブルゴーニュにこだわります。
新着のワインも販売をいたしますが、基本的に当店が2000年前後より収集し熟成を行い、飲み頃ピークになったワインからご紹介をいたします。
(ヴィンテージワインの仕入れではなく自社熟成になります)